私がやっている頭皮の筋肉を鍛える方法

 

それでは、私が実際にやっている「頭皮の筋肉を鍛える方法」を説明したいと思います。主には先述した「前頭筋」と「後頭筋」に刺激を与えることを中心にやっていきます。

 

これを始めるうえで、ぜひ意識しておきたいことがあります。それが上の図にあるA帽状腱膜の働きです。

 

@前頭筋とB後頭筋を繋ぐ結合組織の膜、とお考えください。これは、顔・おでこ・生え際部分の@前頭筋を引き上げています。また、それを支えているのが、Bの後頭筋です。この繋がりを意識した流れでトレーニングしていく方が効率良く鍛えられます。

 

私の場合ですと、後頭筋に繋がる「僧帽筋」にも刺激を与えることで抜け毛が極端に減りました。なので、まずは僧帽筋のトレーニングから説明しておきます。

 

 

・タオルで簡単にできる僧帽筋を鍛える方法

 

「僧帽筋」は頭皮の筋肉ではありませんが、顔〜頭皮を引っ張り上げている重要な筋肉です。頭皮や顔の浮腫み、たるみによる抜け毛や老け顔を回避する為にも、ここのトレーニングは疎かにできません。

 

私の場合、写真のようなラットプルマシンで僧帽筋を鍛えたりしてますが、普通はここまで徹底する必要はありません。負荷をかけないエア(何も負荷をかけない状態)での簡単なトレーニングで充分です。

 

その方法としては、まずタオルを用意しておきます。両手でタオルの端っこを軽く握って、写真のような「バックラットプルダウン」と同じ動きをします。以下の動画を参考にされてください。

 

ここでのポイントとしては、タオルの中心を首の後ろに降ろすとき、両肘を背中の中心に寄せるイメージでおこなってください。そうすると僧帽筋によく効かせることが出来ます。

 

・もっとも肝心な前頭筋と後頭筋のトレーニング

 

次は実際に頭皮の筋肉である@前頭筋とB後頭筋のトレーニングを説明します。

 

僧帽筋のトレーニングと掛け合わせると効果的ですが、とりあえずは以下のトレーニング方法をメインにおこなってください。道具は使いませんので、いつでも簡単に頭皮の筋肉を鍛えることが出来ます。

 

1.目線はまっすぐで眉毛を額の方にグっと寄せる

 

2.そのまま5秒ほどキープします

 

3.ゆっくり丁寧に目・まゆ・額を戻していきます

 

4.一度軽く目を閉じてから自然の表情に戻します

 

これをやる時は手を使わないでください。おでこに皺をよせるイメージで、5回以上くりかえします。回数は多い方が良いのですが、慣れてくるとだんだんと後頭筋が動き出し、そこに効いてきている感じが分かってくると思います。

 

ちなみに私の場合は、前述したラットプルダウンのインターバル(休憩時間)中に、この前頭筋と後頭筋のトレーニングをやっています。簡単にできるので、音楽を聴いたりテレビを観ながら、といった「ながらトレーニング」でも良いですね。

 

・特に注意しておきたい、前頭筋の衰えによる頭皮の硬化

 

硬い頭皮はよくハゲやすいといわれます。頭皮の硬化は頭蓋骨の肥大化とか噂されてますが、これに関しては医学的に信憑性が低いと言われています。

 

実際のところ、頭皮の硬化というのは、今回のような「前頭筋の衰え」が原因であることはあまり知られていません。

 

前頭筋が衰えると、おでこの皮膚を支えることが難しくなる。それがシワやたるみの原因です。顔やおでこがたるむことによって頭皮も当然に引っ張られますが、そうなると頭皮がだんだんと硬くなるのです。

 

これは仕事中、のお顔をシェービングする私がよく感じていることであり、特に中年以降の人にみられています。

 

私はそうなりたくない、そう思って始めたのが前頭筋のトレーニングです。継続して行なうことで頭皮がだんだんと柔らかくなってきますが、頭皮が柔らかくなれば血行も良くなります。

 

そうなると、毛母細胞に栄養が届きやすくなるので、抜け毛が減ってコシのある強い髪の毛が生えてくるようになります。

 

その他にも、顔のたるみ解消や浮腫みの解消、美髪といったいろんな効果が期待できるので、ぜひ実践されてみてほしいと思います。

 

B「立毛筋トレ」で髪のボリュームUPが出来る

 

ここまでは、おもに前頭筋と後頭筋、そして僧帽筋のトレーニングについて書いてみました。ここからは、髪の毛にもっとも近い筋肉といえる「立毛筋」を鍛える方法を書いてみます。

 

立毛筋を鍛えることで、髪の根元が立ち上がってボリュームアップ、豊かな毛量に見えるというメリットがあります。

 

・どんな筋肉でも衰える。だからこそ髪の立毛筋を鍛える

 

一般的にあまり注目されていない話ですが、実は毛髪の部分にも筋肉があります。それは、毛根部の「立毛筋」という小さな筋肉です。

 

肌でいうと、寒い時など鳥肌が立ったとき、体毛がピッと立ち上がる部分の筋肉ですね。立毛筋が収縮することで、毛は垂直方向に立ち上がります。

 

しかし、どんな筋肉でも加齢とともに衰えます。同じように「立毛筋」もだんだんと衰えますが、そうなるとハリのないペタッとした髪になってしまうのです。さらに、前述の「前頭筋の衰え」がある場合は、頭皮がたるんで老け込んだ見た目になります。

 

その対策として、毛髪の立毛筋を鍛えて収縮しやすいようにします。そうすると、髪は立ち上がりボリュームアップしますので、若い印象の見た目になるというわけです。